2018/03/13 13:27

【1day Rhythm ハーブティーへの想い】


日々暮らしていると、やっぱり人間には余白が大切だと気づかされます。
多忙な人には休養が必要なように、予定にばかり追いかけられずに、立ち止まって自分を見つめる時間を1日のどこかで持ってほしい。

楽しさの高みを目指した暮らしを送るためには、自分自身をとりまく空間(身体・環境)をより良い状態にして、「空白」の中に宿る遊びの発想を磨くことが大事です。

「1日の中で五感を感じながら想像力を磨くティータイムに」という想いを込めた朝・昼・夜の3種類のハーブティーは、身体の機能が心地よく循環するハーブを選定したブレンド。

ぜひ、1day Rhythmのお茶を通じて、柔らかく豊かな思考の遊びを促す、時間の余白を作ってみてください。

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*Night herbal tea blend
 Root 根ざしのお茶
【20時~4時:吸収(同化と代謝)】

外からは見えない内面を大事にして、補給したものを吸収し細胞を修復するリペア・ハーブティーブレンドができました。


【自分の内側にあるルーツを大切にする】


日中は家族や職場の人たちなど、人との関わりが多く、自分を見つめる時間はなかなか取りずらいものです。
また、大人になるにつれて抱えるものも増え、自分自身の現在地がどこに位置しているか迷うこともしばしばあるはず。

若かりし頃の「自分の原点」を思い出して、今の自分と重ねてみると、どれだけ近いところにいるでしょうか?

同じところにいるという人もいる。
全然違うところにいるという人だっている。

「これまで生きてきた自分」という人間から出てくる価値観は、磨かれながらも根本は変わらないものです。

自分の原点に触れてから、今やっていることについて考えた時、この先もそこに楽しみを見出すことができそうでしょうか?

あの頃、素直に夢見ていたものを思い出して、もう一度挑戦したいという気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。
逆に今いるところが、もしかしたら、自分の本当の想いとは少し違う場所かもしれません。

でも、そこは今の自分が懸命に立ち、大切にしている場所です。
原点に触れ、真っ直ぐ前に進もうとする力を思い出したら、それを「今」につなげてほしい。

外からは見えない自分自身の内側の声と向き合い、軸を根づかせる時間となるよう、内側に秘めている想いを抱きしめる時間を一日の最後に作ってみてください。

【栄養を吸収し、ハーブティーで細胞の修復をしながら身体のベースをつくる】


私たちの身体のサイクルは、20時〜4時が吸収(同化と代謝)の時間です。

体や脳や臓器を動かすエネルギーを作ったり、筋肉や肌、爪や髪などを修復したり体調を整える活動がされている。
この吸収の時間に沿って「身体に取り込みたい栄養素」を摂ると、穏やかに内部に取り込んでいけるので、今回の夜用ハーブティーブレンドでは、ポリフェノールを豊富に含んでいるハーブや潤いが豊富なもの、鉄分などの栄養素が多いもの、また目疲れ・リラックス効果のあるハーブをブレンドしています。
中でも注目したいのは、結合組織の強化をしてくれる、シリカを含んだハーブです。

化粧品売り場でメーカーのスキンケア商品の説明を受けた時、「肌の真皮まで届く」というフレーズを聞いたことはないでしょうか?

通常、外側からスキンケアをしているだけだと、肌表面のターンオーバーは出来ても、年齢とともに奥の筋肉や細胞はゆるんでいき、一度ゆるんだものは戻らないというのが加齢の自然な流れ。
ここに真皮の保湿に関わる、線維芽細胞の高分子ヒアルロン酸を増加させる作用があるハーブを取り入れることで、自然に老化防止ができる嬉しい存在なんです。

これはミネラルの一種で、毛髪、爪、歯、骨、関節、血管、細胞壁などあらゆる細胞に含まれており、歯のエナメル質を強化してくれたり、毛根に栄養を届けたり、爪の強度を上げてくれるもの。
シリカは体内で生成できないため、加齢とともにシリカが不足していくところに、ハーブで補ってあげると身体のベース強化の手助けをしてくれます。

【夜に飲みたい細胞を修復して身体を守ってくれるハーブたち】


ご用意したのは、5種類のハーブをブレンドした夜のスペシャルタイム用ハーブティー。
ネトルの緑茶のような素朴さと月桃のスパイシーでふわっと甘い優しい味わいに仕上げています。


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ー植物(ハーブ)の特徴ー


◆月桃(サンニン)(長寿のシンボル)
九州南端から沖縄、台湾を経てインドまで広く分布する南方系ハーブ。
ポリフェノールを赤ワインの数十倍含んでおり、抗酸化作用も強いのが特徴です。
ストレスによって生じた心と体の緊張を和らげ、胃腸などの消化器の働きを整えてくれます。

◆ネトル(血液浄化)
ヘモグロビンに構造が似ているクロロフィル(葉緑素)を豊富に含み、鉄分や鉄分の吸収を高めるビタミンCをバランスよく含みます。
血液の汚れを浄化するだけでなく、造血の作用もあるネトルは女性に多い貧血予防にも。
また、春先のアレルギーや蕁麻疹予防にもおすすめです。

◆マロ―ブルー(ウスベニアオイ)(潤いと保湿)
粘液を豊富に含むハーブで、粘膜を守ることから、風邪による喉の腫れや痛み、胃炎、膀胱炎などに使われてきました。
水分を失った肌にうるおいを与えて、保湿することも期待できるので、外傷や皮膚炎にも。
また、アントシアニン(青色色素)により、目疲れする方にもおすすめです。
単独で淹れると鮮やかな薄紫色のティーになり、レモン汁をいれて酸性に傾けるとピンク色に変化することから「夜明けのハーブ」と呼ばれています。

◆スギナ(細胞の修復)
他のハーブにはあまり含まれないシリカ(二酸化ケイ素)を豊富に含み、体内で骨や軟骨の発育やコラーゲン、エラスチンなどの結合組織の強化に役立ってくれます。
爪や髪が弱くなった時も、コーディングしてくれるだけでなく、泌尿器の感染症にも使われています。
コラーゲンと一緒に働くため、シワやたるみなど肌の悩みにもおすすめのハーブ。

◆リンデンフラワー(神経リラックス)
高さ30メートルを超すリンデンはドイツやフランスを代表する樹木。
この葉には、鎮静、発汗、利尿の働きがあることから、古くからヨーロッパで高血圧や不眠、風邪に使われているハーブ。
中枢性の神経に作用し、深いリラックス効果があります。

※こちのブレンドティーはカフェインレスです。
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夜、眠るまでの時間に、これらの内側から輝かせてくれるハーブを取り入れていくと、身体のベストな状態が把握できるようになっていき、細胞が強化されて安定した身体の土台がつくられていきますよ。

味わいあるお茶と原点を見つめる余白時間を通して変化したこと


◆34歳(女性)会社員 Aさんにハーブティーをデイリーケアに取り入れてから変化した暮らしについて伺いました。

20代半ばまでは、身体のどこか体調を崩すと免疫が落ち、風邪やアレルギー等で色々な病院に行くことになったり、貧血気味でもあり虚弱体質?と思うことも多かったというAさん。

そこから、朝の時間はまず「排泄が大事」と知り、身体の巡りを良くする酵素を摂る目的で、朝フルーツの習慣をスタート。

正午までの排泄のリズムが整ってきて、気づくと風邪をひくことがほぼなくなっていたそうですが、仕事のストレスで腰の神経痛を感じていたことから、メンタル面への影響を考え、植物療法のハーブティーを取り入れてみることに。

3ヶ月後、症状は自然と緩和されていき、気付いたら痛みは起きなくなっていきました。

その時気づかれた一番大きな変化は、「自分の原点から今を見つめる余白時間を取ること」

時間の余裕がない暮らしを続けていると、どうしてもイライラする時間が増えてしまい、そのイライラが神経を刺激して痛みを伴う状態を繰り返していたそう。自分の原点を振り返る時間をもち、今につなげて行った結果、お茶の時間を通して好きなことへチャレンジすることが増えていったといいます。

30代を迎えられた時に最愛のパートナーとも出会い、結婚。

ご本人いわく、好きなことに向かって楽しんでいる状態でなかったら、お互い惹かれあっていないし、良い出会いにはつながっていなかっただろうとのこと。自分がワクワクする余白時間の大切さに気づかされたと語ってくれました。

今も、一日の中で夜には自分の内面を見つめながら、夫婦でのお茶時間も楽しんでいるそうです。

自分自身の内側の声と向き合い、根源にある軸を根づかせる根ざしのお茶「Root」
ぜひ、自分自身や大切な人との暮らしを楽しむ
「お茶の時間」のお供に取り入れてみてくださいね。